組み立て式家具を作るのにどうしても
ボルトナットを使いたいけど貫通はさせられない。
組み立て式家具を作りたいけど、ボルトナットを使うのにナット部分はどうするの?
このような悩みを持ったことはありませんか?
この悩みは「鬼目ナット」で解決できます。
それでは本編にいってみましょう!
【木工DIY】ネットやホームセンターで売っている鬼目ナットの種類3選
【推測】鬼目ナットの由来は、木部と接する埋め込まれる部分がギザギザの返しがついていて、それが鬼の目に似ていることからそう呼ばれるようになったそうな。知らんけど(すみません。。。)
大きく分けると
- ツバ付きか
- ねじ込み式か
- 打ち込み式か
これをまずは覚えていただき、読み進めてください。
鬼目ナットも売っているホームセンター攻略>>こちらの記事をどうぞ
ツバ付きねじ込み式鬼目ナット(おすすめ)Dタイプ
※サイズは色々あります。
まずは「M6」というのは入るボルトの径です。
「16」というのはボルトの入る長さです。
ツバがついた六角レンチでねじ込む鬼目ナットです。
ねじ込む時についつい入れすぎてしまうんですが、ツバがついていると木材の表面で止まってくれます。
安心して使えるナットです。
だからこれが一番のおすすめ。
ツバなしねじ込み式鬼目ナット Eタイプ
読んで字の如く、ツバなしねじ込み式鬼目ナット。
ねじ込みに少々コツが必要です。
ネジの凹凸が大きいため、しっかり垂直に六角レンチを抑えながらねじ込まないと歪み放題です。
初心者や手道具が苦手な人はツバつきを選んだほうが賢明です。
打ち込み式鬼目ナット Aタイプ(ツバなし)Bタイプ(ツバ付き)
下穴に玄翁や金槌で打ち込んで固定するタイプの鬼目ナット。
ねじ込み式より若干抜けやすいイメージがあります。
下穴さえしっかり垂直にあいていたら、簡単に打ち込めますが抜けやすそうな接合部には向かないと思います。
【木工DIY】鬼目ナットの使い方(埋め込み方)
鬼目ナットの埋め込み方は2通りあります。
①ねじ込む か ②打ち込むか。
私は収納が限られているので持っていませんが、ボール盤を買うならこれです。木工をしていると垂直に穴をあけなければならないことがたくさんあります。ボール盤を使えば、穴の深さも一定で設定できますし、正確な垂直穴をあけられます。収納や工房を持っている人は持っていて損はありません。
必ず、作品のクオリティで元が取れます。
①鬼目ナットをねじ込む
❶下穴をあける→鬼目ナットのパッケージに下穴の径が書いてあります
❷鬼目ナットの周りに「木と金属対応」接着剤を塗る
❸垂直を意識して六角レンチでねじ込んでいく
まずは、インスタグラムのリール動画を見てください。
リール動画ではインパクトでやってしまいました。
六角ビットを持っている人であれば垂直を意識しやすいですので、インパクトやドライバドリルを使ってねじ込むのも一つの方法です。
②鬼目ナットを打ち込む(叩き込む)
❶下穴をあける→鬼目ナットのパッケージに下穴の径が書いてあります
❷鬼目ナットの周りに「木と金属対応」接着剤を塗る
❸垂直を意識して玄翁で打ち込んでいく
ツバ付きのBタイプなら結構ガンガン打っても大丈夫そうですが、ツバなしのAタイプは慎重に打ち込んでいきましょう。
※これは全タイプの鬼目ナットに言えることですが、一度下穴に入れて固定させたら、抜くのはNGです。一発勝負と思って慎重に作業を進めましょう。
鬼目ナットをどんな場面で使うか
取り外しを想定した金具をとめる役目を担ったり、
木材と木材を繋ぐ役割をしたり
鬼目ナットを知っていると便利です。
是非挑戦してみてください。
【木工DIY】鬼目ナットまとめ
これは絶対知っておいてください
蝶番を内側につける方法を知りたい方は>>カフェ看板の記事の後半に書いてあります
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