「自社のロゴや自分の趣味の工房のマークを木材に転写できたらいいのにな。」
と思ったことはありませんか?
焼き印やレーザーの機械を買うのも予算的に厳しいし、DIYでどうにかならないか?
これは知っていたらめちゃくちゃ便利ですよ。
まずはどういうことかを下のインスタリール動画で確認して、読み進めるか判断してください★
①転写したい材料をきれいに磨く【印刷物を木材に転写する】
この転写の方法は転写する材料の表面がガタガタだと絶対にうまくいきません。
表面がきれいにツルツルしていると、とてもきれいに転写が成功します。
この下地作りを一生懸命にやることがうまくいくコツになります。
必ず磨き作業は行うようにしましょう。
#240くらいまで、細目で磨くようにしましょう。
もちろん、ベンルトサンダーのない方は、ランダムサンダーでも、手作業でも大丈夫です。
とにかくツルツルにしましょう。
動画で使っているベルトサンダーは下のリンクから。値段とパフォーマンスで言えば京セラ(リョービ)一択だと思います。ベルトサンダーを購入すると、面倒な手磨きが最少で済みますよ。私は大嫌いな手磨きの手間をお金で軽減させました。
②転写したいデザインをPC上で反転して印刷する。インクジェットはダメ。【印刷物を木材に転写する】
この転写方法は別名「トナー転写」と言われているので、インクジェットのプリンターでの印刷物を転写することはできません!
いわゆる、トナーを使っているプリンタ(レーザープリンタ)、あるいはコピー機で印刷を行いましょう。
インクジェットしかない場合は、インクジェットで原稿を印刷→コンビニでコピーでOK。
※反転印刷ですよ。
Word、Canva、イラストレーターなどのアプリケーションを使えば簡単に反転を行うことができます。
③材料に合わせて印刷物を切り取り、簡単に固定する。【印刷物を木材に転写する】
材料と印刷物に合わせてハサミで切ります。
手で固定するとずれが怖い方は、養生テープなどで1箇所とめておくといいです。
ラッカー薄め液を塗るときにずれない自信がある方は固定なしでも大丈夫です。
実際私も固定せず、手で押さえながら作業しています。
④ラッカー薄め液を購入し、適量をティッシュに取り印刷物の裏側から塗る【印刷物を木材に転写する】
ラッカー薄め液を買いましょう!
ラッカー薄め液はホームセンターにも売っていますし、ネットにも売っています。
忙しい方は、ネットで仕入れておくと週末にすぐに始められます。
ラッカー薄め液をティッシュに少量濡らし、固定した印刷物の裏側にまんべんなく塗っていく。
※1箇所にたくさん塗ってしまうと、トナーが滲んでしまい、失敗します。
※印刷物がずれたら最悪です。しっかり押さえましょう。
⑤ラッカー薄め液の蓋で押さえつける。ゆっくり紙を剥がす【印刷物を木材に転写する】
ラッカー薄め液についている内蓋か外蓋で印刷されている部分を押さえつけることが大切です。
色々試しましたが、ラッカー薄め液の内蓋が一番押さえつけには適している硬さ、形状だと思います。
まんべんなく全体を押さえる感覚で、材料にこすりつけていきましょう。
こすりつけ(押さえつけ)が終わったら、ゆっくり印刷物を材料から剥がしましょう。
これはあまり神経質にならなくても大丈夫です。
まとめ【印刷物を木材に転写する】
転写ができると、DIYの幅が広がります。
イベントのちょっとした看板やメッセージにもしっかりおしゃれ感を保ったまま、アピールすることができるので、とても頻繁に利用できるテクニックです。
この転写は、下地造りが命ですので、初めの「しっかり磨く」ことに注力するとうまくいきます。
私はこの転写を使ってマグネットを作りました>>転写を使って小物作りできます
DIYの基本技術のまとめは>>木工DIY基本技術をまずは押さえておきたい
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