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木工DIY・日曜大工で丸ノコを使う時スタイロフォームを使いましょう。【安全対策】

DIYあれこれ

丸ノコの危険性については、皆さんも色々な情報を見てご存知のことかと思います。

まあ、見た目も明らかに危ない工具ですよね。あんな鋭利なトゲトゲの刃が高速で回って、固い堅い木材をすんなり切ってしまうのですから、自分の手や体に当たってしまったらどうなるか想像できます。

本当にあった事故を以下にまとめてみましたので、目を覆いたくなりますが確認を。

【事例1】電動のこぎりの操作を誤り、右大腿部を切った。

(2019年4月 70歳代 男性)

【事例2】発泡スチロールを電気のこぎりで切断中、誤って右手指を切断した。

(2019年4月 50歳代 男性)

【事例3】板を電動のこぎりで切断中に、電動のこぎりが跳ねて、誤って左手の 親指を切断した。

(2018年6月 70歳代 男性)

【事例4】庭の木を電動のこぎりで伐採中に、誤って左手の薬指を切断した。 (2016年10月 70歳代 男性)

【事例5】自宅で木材を電動のこぎりで切断中、木材の固定が甘く、切断中に木 材が跳ねてしまい、木材の角が左手小指に当たり骨折した。

(2016年3月 50歳代 男性)

 引用:消費者庁よりhttps://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/2019/pdf/consumer_safety_release_190705_0002.pdf

はじめに、かなり脅かせてしまいましたが、これは事実として受け入れて、そうならないように、安全意識をしっかり頭に入れておきましょう。以下に解説します。

丸ノコの横切り縦切りの詳細記事は↓

【木工DIY】丸ノコ縦切り・横切りのやり方
木工DIYをする上で基本の丸ノコの縦切り、横切りのやり方を解説します。

丸ノコを買いたい人は詳細記事を↓

初心者が買うべき丸ノコおすすめ6選
木工DIY・日曜大工をしていくには丸ノコが必要。初心者が丸鋸を初めて買うならこれ。

丸ノコで材料を切るときは、ガイドを使う

特に無垢の材料には節や木目のランダムな個所が所々あります。丸ノコは高速で回転していますので、フリーハンドで切っていくと固い節や目の乱れたところに当たり、思わぬ方向へ進んだり、「キックバック」といって、高速回転の刃が引っかかり、後ろに大きな力がかかることがあります。

ガイドがあるとまず思わぬ方向へ進むことは起きにくいので、安心材料の一つです。

自作のガイドを作ることもできますし、2500円〜で既製品を買うこともできます。

※自作のガイドについては他の記事でいずれ書きます。

丸ノコなどの回る電動工具を使う時は、軍手などの手袋は外しておく。

丸ノコなどの回る電動工具を使う時は、軍手を外しておいてください。

理由1:自分の手というのはある程度の距離感を感覚で把握しているものです。軍手を着けると電動工具と自分の手に微妙な距離感のずれが生じます。感覚のずれから接触してしまうことが無きにしも非ずですのです。

丸ノコ使うときは軍手外しや

理由2:軍手に接触すると巻き込まれます。素手でやっていると接触しそうになったら反射で手を引くことができるので大事に至らないことが多いのです。しかし、軍手に接触すると巻き込まれとっさに手を引いても丸ノコが付いてきて回転に巻き込まれることがあります。これは他の回転系の電動工具でも同じですので覚えといて損はないと思います。

丸ノコでキックバックしやすい切り方とは

① 桟と桟の間を切ると丸ノコの刃が材料に挟まれ、摩擦力が増します。木の摩擦力を侮るなかれ。丸ノコは回転しようとする。反対に材料の摩擦力が刃を止めようとします。そこで反作用が生まれ、後ろ(自分の方向)へ丸ノコが跳ね上がります。これは危ない!!

丸ノコを使用の仕方でキックバックの可能性高まります。

② 作業台が散らかっていると、キックバックの可能性高まります。材料以外の硬いものに当たっったら、とんでもなく危険です。面倒ですが、作業机は整理整頓して、丸ノコの刃がモノに当たらないよう気をつけて作業して行きたいものです。

丸ノコの安全な扱い方

①まずは正面に立つのはやめましょう。右利きなら丸ノコの左側に立って、最悪キックバックが起こっても、体や顔に当たらない位置に立つことをお勧めします。

②後ろに人がいないか確認は必須です。私は常にその意識は持って作業をしています。物なら取り返しがつきますが、人はダメです。

③桟の間ではなく、材料が右側に落ちる位置に丸ノコを走らせましょう。

スタイロフォームで安心!丸ノコを使うならこれを敷く

ここまで読み進めてきてくださって、かなりゲンナリされたかと思います。しかし、最近私も実践し始めたのですが、スタイロフォーム(断熱材)を下に敷くとキックバックが起きにくいです。

スタイロフォームとは、発泡プラスチックでできた断熱材のことです。ホームセンターでも水色のやつが幅を利かせていると思います。1500円くらいで買えます。

こういうやつです↓

スタイロフォーム(丸ノコに敷くと安全性アップ)

一緒に下地の柔らかいスタイロフォームを切ることと平らな下地で切ることで、丸ノコの刃が材料に挟まれて摩擦力をあげるのを防ぐ役割があります。

木工DIY・日曜大工の場合、自宅の庭でやることが多いことが予測されますので、はっきり言って置き場がないとおっしゃる方が多数かと思います。私も置き場に実際困っています。

しかし、丸ノコは便利な電動工具ですし、危ないから使わないということになると大きく効率が落ちてしまいます。

安全に使用するには、やはりスタイロフォームが必要だと思います。ですので、必要な大きさを想定してカットし、コンパクトにして保管しています。

実際、スタイロフォームを敷いて合板を切ってみましたので、その動画を最後にみてください。

DIY初心者の丸ノコおすすめ記事>>https://aozorakoubou-diy.com/circular-saw/561/

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