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【木工DIY・日曜大工】スライド丸ノコで大入れつぎをする方法(動画付き)2×4材でもできる

スライド丸ノコで簡単大入れつぎ 具体的作品の作り方
スライド丸ノコで簡単綺麗に大入れつぎをしよう
スライド丸ノコで大入れつぎした作品の例
スライド丸ノコで大入れつぎした作品の例

棚を作りたいけど、強くてカッコいい棚板の付け方はないの?

ミタマ
ミタマ

あります!

大入れつぎをすれば簡単に強い構造になりますよ★

ホームセンターで簡単に手に入る2×4材や幅広の木材を垂直にくっつけるには、「大入れつぎ」が簡単で強い構造が作れます。

スライド丸ノコを導入している方やこれから購入して色々やってみたい人は「スライド丸ノコで大入れつぎ」する方法をマスターしておいた方が有効に使えます。脱初心者する第一歩としても十分な技術だと思います。

ぜひ、動画と説明付き写真を見ながら挑戦してみてくださいね!

「やり方」と「必要な道具の説明」を解説していきます。最後まで読んでいただけると大変嬉しいです。

リタイア後の趣味に木工DIYがふさわしい理由

【木工DIY・日曜大工】スライド丸ノコで「大入れつぎ」する方法

大入れつぎとは、写真のように片方の材料に溝を切って、その溝にもう一つの材料をはめ込んで構造を強力にする技術です。

やるのとやらないのでは雲泥の差が出てきますので、棚を作る時や2×4材でベンチや椅子の脚を作る時なんかはとても有効です。

スペーサーを準備してスライド丸ノコに設置する

スライド丸ノコで溝を切るには必ずスペーサーを設置しよう
スライド丸ノコで溝を切るには必ずスペーサーを設置しよう

スライド丸ノコは文字通り丸い刃をしていますので、刃の真ん中が一番深く切れて、刃の外側は浅く切れます。

同じ深さの溝を切るには、刃の半径分のスペーサーを設置する必要があります。

理屈を考え出すと難しいので、説明どおりやってみることをお勧めします。

やってみると理屈を理解できるようになります。

スペーサーを準備する(Point1)
  • 正確な長方形の端材を準備する
  • 幅は刃の半径+α(10mmくらいは)
  • 例)190mmの刃なら55mm以上の端材を使用します

大入れつぎしたい場所(スライド丸ノコで溝を切りたい場所)に墨付けをする

スライド丸ノコで溝を切るための墨付け
スライド丸ノコで溝を切るための墨付け

墨付けは結構大切です。

材料を直接当てて墨付けすると失敗はしにくいです。

付けた線の外側を切るのか、内側を切るのかをしっかり把握しておきましょう。これを怠ると線の幅だけ隙間が空いてしまうことがあります

墨付けをする(Point2)
  • 実寸合わせで墨付けすると失敗しにくい
  • かいた線の内側を切るのか、外側を切るのかをしっかり把握しておく

【大入れつぎ】スライド丸ノコの設定

スライド丸ノコで溝を切るにはプレートを出してネジで調整する
スライド丸ノコで溝を切るにはプレートを出してネジで調整する

①スライド丸ノコについているプレートを「カチッ」としましょう。

②スライド丸ノコのネジを回して深さ調整していきます。

※本番の材料の端材で試し切りしていきながらネジを回して微調整しましょう。

ちなみに私は深さに関しては適当です。大体10mmくらいをメドにしています。

スライド丸ノコで溝を切っていきます

スライド丸ノコで溝を切る
スライド丸ノコで溝を切る

①左の線から切っていきます。

※線の付近は本当に注意して切っていきます。

②刃の幅の切り込みを材料を動かしながら全体に施していくイメージです。

なぜスライド丸ノコで溝が切れるのか?

スライド丸ノコでなぜ溝が切れるのか
スライド丸ノコで溝が切れるロジック

理屈はシンプルです。

ねじがプレートに当たり、それ以上スライド丸ノコが下がらなくなるからです。

高さが一定になり、スライド機能により同じ深さの溝になるのです。

スライド丸ノコを手元に置いてやってみたらすぐに理解できますよ

実際にスライド丸ノコで溝を切る


スライド丸ノコで溝を切るためには材料を少しずつ動かす。墨線の近くは慎重に。
スライド丸ノコで溝を切るためには材料を少しずつ動かす

●慣れるまではゆっくり動かしていきます。単純作業なので、素早く済ませたいと思ってしまいますが、急ぐと少しの材料のガタつきが起こり、溝の深さが変わってしまうことがあります。

●長い材料を扱う場合は、必ずスライド丸ノコの台と同じ高さの補助台を設置しましょう。補助ローラーや補助台がないと、材料が斜めに傾き、一定の深さが切れなくなります。

強い簡単大入れつぎ(スライド丸ノコでする方法)
強い簡単大入れつぎ(スライド丸ノコでする方法)

特殊な道具を使わなくても、正確に溝が切れるのはとても便利だと思っています。

手持ちの丸ノコでもできますが、クオリティが断然スライド丸ノコの方が上です。

分厚い材料の場合は手持ち丸ノコを使うことがありますが、クオリティや疲労感を考えると、スライド丸ノコ一択と言っても過言ではありません。

強い、簡単に棚板や2×4の加工ができるこのやり方は覚えておいて損はありません。

ぜひやってみてください。

スライド丸ノコで大入れつぎをするための道具

●スライド丸ノコ

●補助ローラー

この2点が必要です。

スライド丸ノコは機能によって4万円〜10万円以上程度。

補助ローラーは2000円台から5000円ほど。

スライド丸ノコのススメ

【木工DIYで大きな役割】スライド丸ノコのおすすめ

スライド丸ノコはマキタか、ハイコーキの二大ブランドから選びましょう。

ホームセンターブランドや中華ブランドでもあるようですが、精度には大きな差があります。

キレイな溝を切る、角度切りをするといった精度を出したい時に必ず後悔します。

①私が愛用しているスライド丸ノコです。値段と機能のバランスがGOOD!

LS0715Fに関しては断然Yahoo!ショッピングが安い!5万円台前半

②マキタの初心者用のエントリーモデルがこれ。

(ハイコーキのエントリーモデルは溝加工がとてもし難い設定になっていますので載せるのをやめておきます。) 4万数千円くらいで買えます。

③レーザー付きスライド丸ノコは便利ですが、レーザーが壊れることがあるので、10年使うのならその覚悟を。

④ハイコーキでお勧めのスライド丸ノコです。

スライド丸ノコは高額のものが多いですが、DIYを継続的にやっていきたい人は買って損することはありません。

スライド丸ノコがあることで、より正確により素早く高度な加工をすることが可能です。

木工DIYが上手くなりたい人は検討の価値は十分にあります。

スライド丸ノコで長い木材を扱う時には補助ローラーがあれば楽ちん

高さ調整もできますので作業台において使うタイプです。

これあれば本当にスムーズに大入れつぎをすることができます。

スライド丸ノコを使用するときのストレスは、長い材料を切るときに、水平を保つのがとても面倒だったりします。そこで、下の写真にある補助ローラー付き丸ノコベースを利用すると一発で解決します。

「なんじゃこりゃ」と思われた方は、どうやって使うのかを下のECサイトのリンクから調べてみてください。

昔に使っていましたが、便利なことが多いです。作業台を常時置いておけないならこれが便利です。

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