木工DIY・日曜大工で初心者の壁を超えられるかの基準として、仕上げや組手による作品の美しさ、ちょっとした装飾が決め手となると私は考えています。
職人さんみたいなビスを使わずに組んでいくことを皆さんは目指しているわけではないでしょうし、見た目の美しさや丈夫さが備わったものを作っていくことで、自信を持って披露できる作品になるのです。
この記事では、トリマーを活用して、少しでも「美しく」「丈夫に」をテーマとして、木工DIY・日曜大工で使える活用術を紹介していきます。
ちなみにオススメのトリマーはマキタのRT50DZ、ハイコーキのM3608DA(NN)です。
最近のハイコーキマジでオススメです。芸能人のヒロミさんがCCO(チーフカスタマーオフィサー)についたことで、DIY視点のマーケティングをこれからしてくるのではないかと思います。
木工DIY・日曜大工において使えるトリマー活用術
木工DIY・日曜大工において活用できる「簡単!綺麗」な作品に仕上げる方法は、実はトリマーという道具を使えるようになることがキーポイントです。
それではトリマーで、どんなことができるかを考えていきます。
- 面取り(角を丸める)
- 面取りしながら装飾
- 溝を掘る
- ほぞ穴を掘る
- いらない箇所をトリミング(目地払い)
これらのことをできるようになると、大きく作品のクオリティが上がってきます。作るのが楽しくなってきますので、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。
それぞれの項目で詳細記事をリンクしていますので、詳しくはそちらをのぞいていただけたらと思います。
木工DIY・日曜大工 トリマーで面取りをする
面取りはとても大切な仕上げ作業です。例えば子どもがいる家に角が尖った家具が置いてあればどうなるか想像はできると思います。
手道具(例えばかんななど)で少しずつ削っていく方法もありますが、トリマーのようには同じ幅を同じ感じで面をとっていくことは初心者には難しいです。
初めはこの面取りのためにトリマーを購入しても損はありません。なぜなら気持ちいいくらい綺麗に面取りができ、作品の質を上げてくれるからです。
面取りの定番はこのビットです。触ると綺麗な丸みを帯びた家具の辺が出来上がります。
詳しくは下の詳細記事をみてください。動画も載せています。
木工DIY・日曜大工でもできる!トリマーで面取りしながら装飾をする
上の見出しで紹介したボーズ面の面取りは 木材のエッジを丸めるビットですが、他のビットを使うと違う装飾を施しながら面取りができます。
私はボーズ面(丸面ビット)が好きですが、少し豪華に見せようとか、いつもと違った表情の家具を作りたくなったら、装飾できる面取りをするのがオススメです。
材料のエッジをひょうたん面ビットでなぞるだけでこんなに面白い面が作れます。お気に入りの面取りビットを見つけることができると自分のオリジナルの作風が出来上がってきます。
トリマーで溝をほる 木工DIY・日曜大工
トリマーで溝を掘れるようになったら、たくさんの可能性が広がります。
例えば溝に棚板をはめ込む(大入れ)頑丈な棚を作ることができますし、引き出しの底板をはめ込むことができます。
また、棚の裏板をはめ込み式にできるので、一気に中級者にランクアップすることができます。
溝を掘って棚の裏板をはめ込み式で作った動画付きの記事がありますので参考にしてください↓
トリマーを使ってほぞ穴を掘る <木工DIY・日曜大工>
ほぞ穴は道具でいうと角のみという道具を使うのが一番効率的です。
しかし木工DIY・日曜大工レベルの我々DIYerには「でかい!高価!使い方が難しい!」というデメリットがたくさんあります。
我々DIYerは手持ちの電動工具「トリマー」を活用するのが一番現実的です。
❶ほぞ穴の墨付けをする。
ほぞ穴は正確に墨付けをすることが一番大切です。墨付けの作業には毛引という大工道具を使います。
木材の両端から内側に向けて同じ距離にしるしをつけることができます。
❷穴をあける四角の内側を錐で穴をあける。
❸トリマーで四角の内側を掘っていく。
❹のみで仕上げ
トリマーで目地払い <はみ出た部分をトリミング>
トリマーは便利な道具です。化粧板など、土台より大きめに貼り、はみ出た箇所だけ土台に沿って削り取ることができます。この技術を「目地払い」と言います。
この技術を詳細に記した記事がありますので参考にしてください。
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